2021年12月15日 09:35

ハルモニアは、同社CEO松村大貴さんの著書『新しい「価格」の教科書 値づけの基本からプライステックの最前線まで』を12月14日に刊行し、15日より順次書店などで販売開始する。

お金を使う以上、すべての人が関係する「価格」。新しい形の「お金」や「決済方法」が登場するのに合わせて、「価格」も進化し、新しく多様な「価値観」が生まれれば、それに合わせて「価格」も多様になる。この本は、多様な進化を遂げている価格の歴史から、変動価格やダイナミックプライシングなどの実践、そしてこれからのプライシングの未来まで広く触れながら、ハルモニアとそのCEO松村さんが各業界のトップランナーと共創してきた実践知を詰め込んだ。

マーケティングの4P(プロモーション、プロダクト、プレイス、プライス)の中でも、「プライス」は利益にダイレクトに影響する。効果的なプライシングを実行できれば、原材料高騰などの価格転嫁に苦しむことなく、企業はもちろん、顧客や従業員にも利益をもたらすことができる。しかし、企業の中に価格戦略に特化した部署や役職が置かれることは珍しく、またその秘匿性の高さゆえにごく一部の人たちの経験と勘で決められている現状も少なからずある。そのため、プライシングの仮説検証が十分に行われているとは言えない。この状況を逆手に取ると、プライシングへの投資は今こそ大きなチャンスでもある。競合他社と横並びのプライシングに新しい手を打ち差別化を図ることで、企業成長の角度をあげることができる。

定価は1760円。発売日は12月15日。

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