2021年12月02日 19:00

小田急電鉄は、12月7日、小田急線新宿駅・新百合ヶ丘駅・海老名駅においてベビーカーシェアリングサービス「Share Buggy」を本格導入する。

「Share Buggy」はベビー用品レンタル・販売サービスを運営するBabydoorが提供するシェアサービスで、小田急電鉄では5月の都心の新宿駅を皮切りに、郊外の新百合ヶ丘駅、海老名駅にて実証運用した。3駅ともに子ども連れの人に好評だったことから、本設置に至った。事前予約は不要で、駅改札口付近に設置するベビーカー借用・返却用の「専用ポート」にてアプリの操作により1時間220円から、クレジットカード決済で利用できる。小田急線は、都心から郊外、観光地を結んでおり、今後もさまざまな利用ニーズを捉えて設置駅の増加について検討していく。

同社では、11月、子どもと子育て世代を応援する「子育て応援ポリシー」を策定した。同施策ではBabydoorとの連携により、乗車前後にベビーカーのレンタルを可能にして、外出の際の負担の軽減を目指す。今後も、パートナー企業との連携による手助けのつながりも広げながら、「子育てしやすい沿線」を目指していく。

利用料金は、1時間220円、3時間550円、6時間880円。導入場所は、小田急線 新宿駅、新百合ヶ丘駅、海老名駅。導入時期は12月7日~。

「Share Buggy」公式サイト