2021年12月02日 15:15

日本シングルマザー支援協会は、社会復帰を目指す女性を取り巻く社会課題の解決を目指し、「女性の社会復帰サポート J・キャリア コンソーシアム」を発足する。

日本シングルマザー支援協会は、女性が子どもを育てながら働きやすい社会を目指し、2013年に設立。就職・転職がうまくいく「年収アップ」の支援、仲間が増える「コミュニティ」、人間関係が円滑になる「コミュニケーション力」を提供。それを体系化し「MES(ミーズ)」というシステムの元、女性の経済的、精神的自立を支援している。

男女の賃金格差の大きな原因として挙げられるのは、「役職」に就いていないからと言われており、それに関する活躍推進策が進められている。しかし、同協会として提起したい課題は、女性が30代前後に、結婚・子育てによりキャリアを中断し、社会から孤立してしまうこと。このことから脱却し、1日でも早く社会復帰を果たすことで、貧困連鎖の解決となる「J・キャリア」に乗せることができると考える。同コンソーシアムは、企業・自治体・団体等がこのような課題を共有しながら、その解決に向けて取り組みを行うことで女性を自立に導き、社会復帰の仕組みをつくることで社会課題を解決し、次世代に負の連鎖が及ばないような持続可能な社会を実現することを目指す。

コンソーシアムキックオフイベントを、2022年1月13日にオンライン開催(リアル会場とのハイブリット開催計画有)。

日本シングルマザー支援協会