2021年12月01日 09:01

ACSLは、日本郵便が実施するドローンおよび配送ロボットの連携による配送試行に、国産ドローンACSL-PF2を提供する。

ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AIのエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供。既にインフラ点検や郵便・物流、防災などの様々な分野で採用されている。ドローンの制御を担うフライトコントローラを自社で開発しており、セキュアなドローンの社会実装を推進してきた。特に郵便・物流領域においては、日本郵便をはじめとした多くの企業と補助者なし目視外飛行(Level3)の実証を重ねている。

ACSLは、6月に、日本郵便および日本郵政キャピタルと業務提携契約を締結し、ドローン等の自動配送による「配送高度化」をはじめとして、先端技術による配達ネットワークの高度化に向けた検討と取組を継続的に推進している。その一環として、今回、日本郵便が実施するドローン及び配送ロボット連携による配送試行に、国産ドローンACSL-PF2を提供し、運航の支援を行う。同試行では新たな取り組みとして、対象地区においてドローンから配送ロボットへ郵便物などを受け渡し、配送ロボットが受取人宅へ配送。同試行により、中山間地における省人化配送モデルの検証を行う。

運行開始日は12月1日。運行区間は奥多摩郵便局(東京都西多摩郡奥多摩町氷川1379-6)配達区内。

ACSL