2021年11月26日 19:28

トレンダーズが運営する、食トレンドや食卓アイデアを発信するWEBメディア「おうちごはん」は、「2021年 年間食トレンド大賞」および、2022年の食キーワード予測を発表した。これは編集部の選出と、SNSでの言及数等を元にしたトレンダーズ独自のトレンドスコア計測ツール「Trend Topics(トレンドトピックス)」をもとにしたもの。

まず、2021年の年間食トレンド大賞は、「マリトッツォ」と「レトロ食」となった。年始から急速にヒットした「マリトッツォ」は、下半期も勢いはそのままに、誰もが知るトレンドスイーツに成長。「レトロ食」は、ノスタルジックな雰囲気をまとったデザートメニューや飲食店、食器などを指す。近年、喫茶店などをはじめとしたレトロブームが拡大していたが、2021年はそれが総合的な盛り上がりとして花開いた格好に。

数多くのトレンドスイーツ候補が乱立した2021年の中で、特に後半に生活者の間でヒット感が増したと言えるのが「ピスタチオ」。料理での使用も目立つようになり、色鮮やかなグリーンの人気はしばらく続きそうだ。

2021 年間トレンドスコアランキングでは、上半期1位だった「マリトッツォ」を抜いて一躍年間トップとなったのは「抹茶」。話題をけん引したのは新発売されたペットボトルタイプの抹茶ラテで、発売以降SNSで大きな話題をさらい、一時品切れとなるほどの人気ぶりだった。さらに、今後注目したい2022年の食トレンドのキーワードとしては、「植物由来乳製品代替品」「ローフード」「量り売り食品店」などが挙げられた。