2021年11月25日 16:06

パーソルキャリアが運営する、他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」は、SmartHRが主催する「WORK DESIGN AWARD」において、キャリア部門賞を受賞した。

「タニモク」は、利害関係のない人(=他人)同士が、3~4人1組でお互いに目標をたてあうワークショップ。2018年9月に本格スタートしてから現在までに、企業・官公庁・学校など、50以上の組織で開催。参加者からは、「自分以外の視点を取り入れることで、新しい可能性や選択肢を発見できる」と好評を得ている。

また、コロナ禍でリモートワークが中心になったことによる社員同士のコミュニケーション不足やキャリアの悩みの解消などを目的に、社内の有志メンバーが定期的にタニモクを開催するケースが増加。タニモクのファシリテーターとしてのスキルを持つ社員も増え、現在は全国規模でタニモクが開催されている。

WORK DESIGN AWARDは、日本の「働きやすさ」を前に進めることを目的に、働き方をアップデートした取り組みに焦点を当てるアワード。初開催となる本年は、働く人の成長やキャリアアップにつながることを目指した「キャリア」など計6部門を開設。8月31日より、本アワード特設サイトにて募集を開始した。「タニモク」は、コーチングをベースとする対話が、オープンな場で気軽に取り組めるように考えられフォーマット化されている点。また、成果につなげるためにフォローしあう体制をモクサポというコミュニティで行う点などが評価された。