2021年11月24日 19:04

日本航空、NRIデジタルの2社は共同で、11月1日から羽田・成田空港国際線JALファーストクラスラウンジにおいて、新たなサービスの実証実験を開始。これまで同ラウンジにて実施していたモバイルオーダーシステムを、ファーストクラス専用アプリである「JAL Lounge+」で提供。またiOS搭載のApp Clipに対応させることで、利用者の都合に合わせたより快適なラウンジサービスの提供を目指す。

JALでは、3月より、同ラウンジにおいて、モバイルオーダーシステムを利用した食事注文の実証実験を実施しており、専用アプリをインストールせずに利用できるよう、Webシステムでの提供としている。シャワールームの予約も本Webシステムを利用することが可能だが、通知を必要とするため、利用者自身のメールアドレスを登録する必要がある。

今回の実証実験では、食事の注文およびシャワールーム予約を、インストール不要のミニアプリであるApp Clipで実施できるようにすると同時に、シャワールームに関するお知らせを通知機能にて対応させる。これにより、利用者はメールアドレスを登録することなく、より手軽にシャワールームを利用することが可能となり、スタッフからのスムーズな案内も実現する。

実施場所は、羽田空港国際線JALファーストクラスラウンジ本館4階、成田空港国際線JALファーストクラスラウンジ本館3階・4階。※成田空港国際線JALファーストクラスラウンジ本館3階では食事注文は利用不可。実施期間は、11月1日~12月31日まで(予定)。