2021年11月24日 12:02

ヒューマンライフ・マネジメントは、11月24日、Webアプリ「フレイル予防アドバイスつき『超じぶん診断』」β版をリリースした。

政府が設置した一億総活躍会議(内閣府所管)が2015年に策定した「ニッポン一億総活躍プラン」の中で、フレイル対策が位置付けられた。しかし、シニア層における「フレイル」の認知度は、2020年時点で23.5%とまだまだ低い状況だ。そこで同社では、「『フレイル』をより広く・多くの一般生活者に知ってもらう」をコンセプトに、Webアプリ「超じぶん診断」β版を開発した。

「超じぶん診断」では、個人の性格とフレイルのリスク状況から、最適化した予防アドバイスを提案。多くの適性診断のベースとして活用されているビッグファイブ理論を取り入れた性格診断では、12タイプの中から回答者に合ったタイプを診断する。また、フレイルチェックリストでは、食・運動・社会とのつながりの3分野についてリスクポイントを確認する。この性格診断とフレイルチェックから、性格タイプに合わせた健康アドバイスを導き出す仕組みだ。

2021年度内には、地域でフレイルをキーワードとした各種イベントを企画・開催する団体が利用できる、イベント開催ツールをリリース予定。イベント会場では、参加者が記入する回答用紙をOCR等で読み取ることで、Webアプリと同じ診断結果を紙で持ち帰ることができる。

利用料は無料。

超じぶん診断