2021年11月15日 09:51

JR東日本、JR北海道、JR西日本は、連携して11月22日から、WEB会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」を東北・北海道・上越・北陸新幹線の8号車で運行する。

リモートワークの普及により、在宅ワーク・ワーケーションや多拠点居住などの時間と場所にとらわれない働き方・暮らし方の多様化が起きている。従来型の通勤とは異なる、新幹線による新たな都市間移動スタイルを見据え、「新幹線オフィス車両」を運行開始する。

「新幹線オフィス車両」は、利用列車の乗車に必要な乗車券類(乗車券、新幹線特急券など)を持っている乗客が利用できる。新幹線オフィス車両の利用にあたって追加料金は発生しない。座席指定はないが、リモートワーク環境向上のため、A・C・E席の利用を推奨している。また、リモートワーク支援ツールの無料貸出、Wi-Fiルーターの有料貸出の試行、モバイルバッテリーレンタルサービスの導入なども実施する。

他にも、平日の閑散時間帯に「タッチでGo!新幹線」または「新幹線eチケット」にて「新幹線オフィス車両」を利用した人の中から抽選でJRE POINTを還元するキャンペーンを実施。さらに、STATION BOOTHやBECK’S COFFEE SHOPのサブスクリプションサービスを、「新幹線オフィス車両」の利用者を対象に期間限定で販売する。

実施時期は11月22日から(土休日および最繁忙期を除く平日のみ実施)。対象列車・対象号車は、東北・北海道・上越・北陸新幹線(こまち号・つばさ号・つるぎ号を除く)全列車、全区間の8号車。

新幹線オフィス車両ホームページ