2021年11月10日 15:55

HARTiは、丹青社が運営するアートとしての工芸作品を取り扱うオンラインマーケット「B-OWND(ビーオウンド)」とともに、11月21日~23日、体験型アートイベント「HANEDA ART EVENT」を開催する。

参加アーティストは計10人。「羽田イノベーションシティ内 ZONE E 2F」を会場に、陶芸/ガラス/硯/華/映像など多種多様な作品が5つの展示室に一堂に並ぶ。さらには、茶の湯文化のスタートアップ企業・TeaRoomの代表および茶人でもある岩本宗涼さんが参加アーティストの茶器にてお茶を点て、来場者をもてなす。

「日本のアート産業に関する市場調査2020」によると、「美術品」とグッズ等の「美術関連品」を、一生で一度でも美術品の購入したことのある人は18.4%。過去3年間における購入は9.7%と、国民の8割強はアート作品やその関連グッズでさえも購入に至っていないという結果が出ている。

この課題を前に「HARTi」では、日本のアートエコシステムの新興のために、まずは「リアル店舗」でアートを軸にした体験を圧倒的に増やし、日常的にアートに触れ合う機会を創造することが同社のミッションだと考えている。本イベントは、単なる一方的な作品の鑑賞体験ではなく、「茶会」「ワークショップ」という来館者同士の交流の機会を通じて双方向なアート体験を提供。来館者の中で希望者には限定NFTを配布することで、今後もサロン的な継続したコミュニティづくりを最終的なゴールとする。