2021年10月26日 12:25

ライトアップは、2021年10月より、「和歌山県紀の川市」へ、助成金自動診断システム「Jシステム」をOEM提供。共同で、中小零細企業経営者への補助金・助成金の活用支援を実施することで合意した。10月26日からサービス提供を行う。

withコロナ時代において、地方自治体による経営支援が一層強く求められている。一方で、国、各地方自治体などの行政機関によって様々な支援制度が行われているものの、どの制度が活用できるのかがわからない、またその後の手続も難しいといった声も多い。特に地方部の中小零細企業では、各種士業事務所数も少なく、最新の公的支援制度の情報が行き届かない等の「都市部との情報格差」が生まれやすくなっている。

本システムを活用することで、中小零細企業の経営者自身が「自社に最適な制度情報」を「自動で診断」することが可能に。また希望する経営者は、「完全オンラインで補助金・助成金の申請が可能」になる。

紀の川市役所の商工労働課では、「大きな課題として感じていたのが、申請先が異なる様々な支援策の情報を事業者が一元的に確認できる手段がなかったこと。今後は「Jシステム」を活用することにより、事業者が個々の状況に合わせた支援策を一元的に確認することができるため、事業者への支援体制の強化が図れると感じている」と語った。詳しくはこちら