2021年10月22日 09:00

MILIZEは、公的保障制度を顧客情報にあわせてわかりやすく可視化する、新開発の金融機関向け公的保障シミュレーションツール「shirason(シラソン)」を発表した。

10月15日、金融庁では、「保険会社向けの総合的な監督指針」等の一部改正(案)を公表した。この改正をうけ、保険会社や保険募集人等は、公的保障制度を適切に理解し、顧客に対して公的保障制度に関する適切な情報提供をすることが求められている。2020年12月10日、MILIZEでは、公的保障制度で個人が受けとることができるお金をWeb上で計算する公的保障シミュレーションツール「シラソンβ版」をすでに公開しており、シミュレーションの精度を高めてきた。この「シラソンβ版」をベースに、各金融機関の保険募集人向けに改良し、金融機関向け公的保障シミュレーションツール「shirason」として、リリース予定となる。

「sirason」は、対面にてタブレットやパソコンを用いて、もしくはオンライン上で画面を共有しながら、簡単に7つの公的保障(高額療養費/傷病手当金/遺族年金/障害年金/出産手当金/出産育児一時金/育児休業給付金)を計算できる(失業保険を追加等のカスタマイズが可能)。また、疾病別の治療費や平均休職日数等のMILIZEが保有している様々な統計データを用いて、必要な金額の目安を伝えることが可能。さらに、シミュレーションした情報をもとに、各金融機関の保険商品の提案まで繋げられる。

利用料金は、カスタマイズにより応相談。

MILIZE