2021年10月21日 18:31

「基本調味料で作る体にいいスープ」の続編となる「基本調味料で作る体にいい作りおき」が、10月15日に主婦と生活社より刊行された。著者の齋藤菜々子さんは国際中医薬膳師の資格を持ち、一般家庭でも手軽に作れる体によい家庭料理のレシピを得意とする料理家。本書では、作っておくと毎日の料理が楽になる、体にいい作りおきのレシピを提案する。

在宅時間が増える中、料理を手作りする機会が増えて、家事の負担は増大しつつある。そんなときにあると助かるのが「作りおき」の料理。時間がないときのおかずとして、もう一品ほしいときの副菜として、大活躍してくれる。

著者の齋藤菜々子さんは国際中医薬膳師。その知識を活かして、健康的な家庭料理のレシピを提案している。とはいえ生薬などの特別な材料はいっさい必要ない。本書では、しょうゆ、塩、みそ、酢などの基本調味料を組み合わせることでさまざまな味を生み出すことに成功している。もちろん短時間でさっと作れるレシピばかりで、料理をする時間がなかなかとれない人にぴったりだ。

本書では薬膳の知見に基づいた食材の効能を、レシピの材料欄にアイコンで明示している。これがわかりやすいと大好評。おいしいだけでなく、体にもよい料理であることを実感しながら作り、食べることができる。併せて使用する材料をひと目で把握できる材料写真も評判が良く、作りやすくて読みやすいレシピ本だと高い評価を得ている。

「基本調味料で作る体にいい作りおき」は定価1485円(税込)、10月15日発売。