2021年10月21日 12:30

Cometは、障がい者が友達・恋人づくりのできるスマートフォンアプリ「IRODORI(いろどり)」を11月にリリースする。

長引く新型コロナウイルス感染症の影響で、気軽に友人と旅行に行ったり、外食に行ったりすることは未だにはばかられる状況だ。健常者でも息苦しさを感じている状況のため、普段から生活に息苦しさを感じている障がい者にとって、長期間にわたり人との繋がりを持つ機会が減少してしまったことは殊更容易ではない状況となっている。

「IRODORI」は、18歳以上の障がいを持つ人・障がいに理解のある人が利用できるアプリ。なりすましを防止するため、入会する際には身体障害者手帳または精神障害者手帳を持っている人は提示し、障害が軽度で持っていない人はお薬手帳と身分証明書を提示。厳格な審査の元に入会できるようにする。その上で、不適切な投稿がされないよう常時監視し、安全面にも配慮して運営する。

「IRODORI」では、利用者が趣味や関心事を、LINEのようなグループチャット機能で話したり、Clubhouseのようなグループ音声通話機能で話したり、男女に関わらず仲良くなれるような仕様にした。さらに、男女のマッチング機能も搭載しているため、より自然な形で出会いが生まれる。その他にも、顔出しに抵抗がある人のためのシークレットモード等、利便性と安全性を考慮した機能を搭載したアプリとなっている。

8月30日~10月31日の期間、アプリ運営資金を募るため、朝日新聞社「A-port」にてクラウドファンディングを実施中。

IRODORI / クラウドファンディング