2021年10月21日 09:50

カマンは、テイクアウト容器ゴミを削減する地域共通型リユース容器シェアリングサービス「Megloo(メグルー)」を10月20日・リサイクルの日より開始する。

一人あたりの使い捨て容器ゴミ排出量が米国についで世界第2位の日本。新型コロナウィルスの蔓延による外出自粛により、テイクアウトやデリバリー需要が増加しており、プラスチックゴミはコロナ前に比べて約13%増えている。一方で、テイクアウトをした後にゴミが出ることに罪悪感を感じると回答した人は81%。ゴミを出さないことで、罪悪感から開放されて、後味をすっきりさせたいという想いで同サービスを開発した。

「Megloo」の特徴は、「対応店舗間どこでも返却可能」、「リユース容器で密閉性、保温性が良く、持ち運びに便利で美味しさ長持ち」、「LINEで容器の貸し出し、返却。面倒な会員登録作業は不要」の3つ。まずは、鎌倉駅周辺の店舗を対象にβ版の実証実験を12月17日まで実施する。ユーザーは無料でリユース容器を使用でき、利用後に対象店舗であればどこにでも返却可能だ。同サービスを導入することで、飲食店側はリユース容器を店舗間でシェアし、テイクアウト容器のコスト削減につながる。ユーザーも使い捨て容器をゴミにする罪悪感や、ゴミ箱の場所を気にせずテイクアウトを利用することができる。飲食店、ユーザー、そして環境にも嬉しい。サステナブルな街づくりを目指す。

期間は10月20日~12月17日。対象地域は鎌倉市内飲食店。

Megloo