2021年10月21日 09:00

ソーシャルデータバンクは、東武トップツアーズ、アローリンク、NoCode Japanと共同で、「スマートコロナパス」を開発し、10月21日の観光庁実証事業より運用を開始する。

「スマートコロナパス」は、国内でも利用者が多いLINE上で動作する民間のワクチンパスポートアプリ。自治体、観光事業者、イベント事業者などのLINE公式アカウントと友だちになることで、専用アプリをインストールすることなく各種サービスを利用でき、新型コロナワクチン接種済証およびPCR検査結果または抗原検査結果を登録し、旅行先や飲食店、イベント会場で、コロナワクチン接種状況やPCR検査結果の提示をスマートに行うことができる。尚、このアプリで登録されたユーザー情報は、LINEのサーバーを利用せず、別会社の日本国内に設置されたサーバーへ保管される。

ソーシャルデータバンクでは、接種証明書のアップロードと送信ソフト以外での、Linyシステムを用いた同サービスのシステム提供と構築を支援した。Linyとは、国内利用者数8900万人超、アクティブユーザー率84%以上のSNS「LINE」の機能の一つ、「LINE公式アカウント」の機能を最大化するツール。企業の広報・宣伝・採用分野をはじめ、コロナ禍を境に、政府機関6省庁、34都道府県、その他基礎自治体の導入など様々な場面で活用されている。

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