2021年10月19日 17:20

Sapeetは、自社が開発・運営する「シセイカルテ」のAI姿勢分析機能に、新たに歩行分析・動作分析機能を追加した。本機能を活用することで、スタッフによる説明の価値を向上し、利用者により施術効果を実感してもらうことが可能。既存の姿勢分析機能同様、iPadで撮影するだけで分析ができ、特別な装置の設置や装着は一切不要な手軽さを強みとしている。

同社では、整体院・鍼灸院・カイロプラクティックなどの治療院を始めとしたヘルスケア業界向けに、「姿勢の歪み具合の可視化」を実現するAI姿勢分析機能を提供してきた。静止画像を用いた姿勢解析の活用が広まっていく一方で、「歩行に現れる歪みを可視化したい」「歩行状態も一緒に蓄積したい」との声が、治療院・リハビリ・介護業界の契約者を中心に多く寄せられてきた。

そこでこの度、そのような要望に応え、3秒間の歩行動画を解析・蓄積可能な機能を実装した。顧客情報と紐付けて、撮影した動画を管理・蓄積することが可能。AI姿勢分析機能と連動しているため、静止画像・動画両方を利用して身体状態を分析することができ、説得力が向上する。

また、さまざまな角度から骨格ポイント付で動作の様子を見せることができ、再生中もAIが骨格ポイントを自動で追跡。見ているポイントが伝わりやすくなり、身体に詳しくない人にもわかりやすく動作分析の結果を共有することができる。さらに過去分析した歩行動画と並べて比較することが可能なので、施術効果を視覚的に伝え、満足度向上に貢献する。