2021年10月15日 17:24

ユカイ工学は、コミュニケーションロボット「BOCCO emo」のロボティクス技術を身近なサービスに活用できるAPI「BOCCO emo APIs」(ボッコ エモ エーピーアイズ)の提供を開始する。「BOCCO emo APIs」は、家庭向けからパブリックシーンでの活用まで、幅広いサービスに対応する。

「BOCCO emo APIs」では、任意のテキストメッセージの発話やブロードキャスト、音声ファイルの送信、センサ類との連携により、身近なサービスでデータの利活用を高めることができる。パーソナライズされた情報から企業がお知らせしたいトピックスまでを「BOCCO emo」が音声で発話して配信。それにより、ユーザーの「ほしい情報」を必要な場面に合わせ、人に寄り添いながら効率よく届けることができる。

活用方法としては、スマホを手に取れない朝の時間に「交通情報」を発話したり、病院の精算機で手順に困る高齢者を音声でサポート。また、毎日の英会話レッスンに「今日の英単語」を発話、百貨店から「明日からポイントアップデー」等のお得情報を発話するなど。既存のクラウドサービスと組み合わせることで、今までにない様々なサービスを提供することが可能となる。

また、「BOCCO emo」本体自体がIoT端末として機能するため、住環境あるいは公共施設でのハブとして活用可能。詳しい活用事例や料金体系、申込方法はこちら