2021年10月14日 18:11

佐賀県嬉野温泉・旅館「和多屋別荘」は創業から71年目を迎える、11月3日に「Reborn Wataya Project」と題して、「旅館=泊まる→通う場所」として新たなサービス・コンテンツを提供する、7つの施設を開業する。今回は、読書とお茶を愉しめる書店「BOOKS&TEA 三服(さんぷく)」のコンセプトおよび施設概要を案内する。

「三服」という名称には、お茶を飲んで一服する体験をより多く・深く体験してもらいたいという想いを込めた。ストレスが多い毎日のなかでふっと息を抜いてリラックスし、お茶と読書を愉しめる空間を提供する。宿泊者はもちろん、日帰り利用の人や地元・嬉野の人々も気軽に来店してもらう。

「TEA:副島園本店」は、一家相伝。その時代に合わせながら嬉野の地で100年以上うれしの茶を栽培し四代続く茶農家、副島園の茶葉販売の拠点となる本店。茶寮カウンターも併設しており、希少茶葉を利用者の目の前で淹れる。

「BOOKS:三服」は、「お茶」「暮らし」などのテーマにあわせた、約1万冊の書籍を自由に閲覧・購入可能な書店。お茶に関する貴重な古書や、「一服、二服、三服」とジャンルを横断して深く知ることができる特集コーナーなど、知的好奇心を刺激するセレクトとなっている。

営業時間は、一般利用が9時~22時(最終入場20時)、宿泊者利用が8時~22時。年中無休。席料は、大人1100円/人、小学生550円/人、小学生未満無料。*宿泊者は無料。書籍購入のみの人も来店可能。