2021年10月13日 17:01
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シーエーシー(CAC)は、三井物産グローバルロジスティクス(MGL)向けに、商品発送用の箱に自動封函機で封をする際の異常を検知するAIモデルとアプリケーションを開発・納入。同社横浜本牧倉庫において実運用中であることを明らかにした。

MGL横浜本牧倉庫では、発送に関わる作業の大部分を機械により自動化しており、自動封函機も導入されている。自動封函機は、1時間に4000箱程度という高速で封函することができるものの、稀に不適切な状態で封函されることがある。また、箱に投入した納品書が変形・破損した場合は外観から確認できず、そのまま発送してしまうことが稀に発生していた。

本AIアプリケーションの導入により、MGL横浜本牧倉庫では異常の検知時に自動封函機を即座に停止し、不適切な状態の箱の送付を防止することが可能になり、封函作業の品質が向上。また、送り状の貼付前に当該の箱をレーンから取り除くこともできるようになったため、再封函時にWMSシステムの更新等を行う必要がなくなり、作業の効率化にもつながった。

運用開始後も、発送箱のデザインや色、大きさの変更の際には、AIモデルの再学習を実施して精度を維持しているが、AIが学習を重ねることでデザイン変更等の影響を受けることも減少していく。MGLでは、本件と同じ荷主の商品を神戸の倉庫でも取り扱っており、同様の仕組みを導入する予定。