2021年10月13日 13:24

日本眼鏡技術者協会は、すべての人に適切な眼鏡提供を目指し、「技能検定」職種に新たに「眼鏡作製職種」として追加された「眼鏡作製技能士」の指定試験機関となり、12月「めがねの国家検定(1級・2級)」試験の申し込みを開始する。

世界40カ国以上の国々では既に、眼鏡の資格制度は導入されている。今回日本でもついに「生活者の眼の健康のため」に、眼鏡作製者の資格制度が誕生した。「眼鏡作製技能士」とは、多様化・高度化する生活者のニーズに伴い、「適切な診断・治療」と「適切な眼鏡作製」双方の実現に向け、眼鏡作製者が眼科専門医と連携し、生活者にとってより良い眼鏡を提供するために知識・技能の向上を目指すことを目的とした国内唯一の資格だ。

眼鏡作製職種が国家検定になることで、国の定める基準に基づく、豊富な知識と卓越した技能を合わせ持つ「めがねの総合エキスパート」が誕生。適切な視力の測定、使用目的やライフスタイルを考慮したレンズ選定、ファッション性も含めたフレームアドバイス、正確なフィッティングとレンズ加工など、ユーザーに最適な眼鏡を届ける。

受検手数料は、学科試験8900円、実技試験2万9900円。「第1回国家検定試験」日程は、学科試験日2022年4月20日、実技試験日2022年7月下旬~9月中旬予定。申込み受付期間は、学科申込み12月初旬~2022年2月末、実技申込み2022年6月初旬~6月末。試験会場は、学科試験が札幌・仙台・東京・福井・名古屋・大阪・岡山・福岡、実技試験が札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡。

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