2021年10月08日 12:07

デバイスエージェンシーは、スーパーやショッピングモールの新型コロナウィルス感染防止対策として、来店客に検温や消毒を促すポイント付与システムの特許を出願。現在、10月完成目途で本システムの開発を進めており、全国のショッピングモールやスーパーマーケットへの早急な設置を目指している。

スーパーマーケットでは、店舗入口にはほぼ必ずアルコール消毒液が設置されている。そのような状況にも関わらずスーパーやショッピングモールなどでは、実際の来店客の約20%ほどしか検温・消毒を行っていないという結果が、同社の現地調査で得られた。そこで同社では、検温・消毒の実施率を向上させ、来店客にとっても従業員にとっても安心出来る店舗を全国に増やすために、アルコール消毒噴霧器利用によりポイントを付与することが出来るシステムを開発した。

このシステムはアルコール噴霧器で利用するとセンサーで検知し、クラウドサービスを通じて各種ポイントシステムとAPI連携で、自然と消毒の実施を促すことが出来る。ポイントは導入店舗が加入しているポイントサービスに合わせて、それぞれAPI連携を対応する予定。

導入にあたっては、アルコール噴霧器やQRコードを表示するインターネットに接続されたタブレット端末などが必要となる。しかし、既にコロナ関連対策機器を導入している場合は、出来るだけ既存の導入済み機器を活用できるようなカスタマイズが可能。本システム導入により、店舗に対するイメージアップや、店舗の来客数と売上げアップが期待できる。