2021年10月08日 10:50

額縁メーカー「アルナ」と、ワイヤー金具メーカー「荒川技研工業」は、展覧会「WIRE-FRAME」展を、DESIGNART TOKYO 2021 期間中に表参道のTIERS GALLERY by arakawagripで開催する。

「アルナ」と「荒川技研工業」はともにインテリアの中の一素材を提供する会社として製品開発をしてきた。今年6月、両社の取り組みによりアルミフレーム「DUO」が完成した。本商品はシンプルで「フラット」な面と、帯状の装飾の入った「ライン」の面の両面が使える額縁。壁面やピクチャーレールに展示するときに問題となる、斜めに「おじぎ」する状態がDUOではおきないように設計されている。

ワイヤーの留め具には荒川技研工業製「BS-30B」を使用。確実、スムーズに額の位置を決めることができる。ピクチャーフレームから垂直に吊ることができ、また両面使うことのできる額縁として、高く評価をされている。

本展では「額」を規定することにより、3名の作家がこれまでとは違うアプローチで作品や展示を行う。このたびの参加クリエイターは、野老朝雄さん(美術家)、長岡勉さん(建築家・デザイナー/POINT 代表取締役)、四方謙一さん(美術家)の3名。「DUO」から発想した作品たちを楽しめる展覧会となっている。会期は10月22日~31日。会場は「TIERS GALLERY by arakawagrip」。