2021年10月06日 11:10

丸井グループは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するスタートアップであるDAIZと資本業務提携契約を締結した。

DAIZは2020年に大豆を主原料とする植物肉事業を本格的に開始し、おもに大手食品メーカーや小売・流通企業との取引で事業を拡大して、植物肉のさらなる認知度の向上と市場の拡大を牽引してきた。植物肉は、地球温暖化の原因である温室効果ガスの主要な排出源の一つとなっている畜産に頼らない、新たなお肉として注目されている。こうした「フードテック」における新たな体験の創出や、事業によって社会に貢献する取り組みは、丸井グループの未来投資の切り口の一つである「サステナビリティ」を追求するものと考え、出資にいたった。未来投資における「食」領域の取り組み拡大やスタートアップ企業の成長の支援により、本業とのシナジーをさらに加速していく。

今後、両社は、DAIZの植物肉「ミラクルミート」のおいしさや、新しい食文化の体験が味わえる、タッチポイントの創出・ブランディング強化を図っていく。顧客と商品が出会い・体験できるショーケースとして同社グループのリアル店舗や接客スタッフ、エポスカードなどのリソースの活用によって、「ミラクルミート」の認知向上と、植物肉を食す文化の共創に取り組み、サステナブルな「食」の未来の実現に寄与する。

DAIZ / 丸井グループ