2021年10月06日 11:09

スイッチメディアは、これまで提供してきたテレビ視聴データに加え、「誰が、いつ、どのチャンネルを注視していたか」がわかる「テレビ注視データ」の提供を開始した。

クラウド型テレビCM出稿分析サービス「SMART」を運営する同社は、マーケティングの最適化に活用しやすいテレビ視聴データを2014年より提供し、高い評価を得てきた。今回、従来のテレビ視聴データに加え、視聴者がテレビを注視していたのかまで分かる「テレビ注視データ」を提供できるようになった。

テレビの注視状況は、テレビコンテンツに対するいわばエンゲージメントを表す指標であり、これにより視聴者のボリュームだけではなく視聴質まで考慮したメディアプランニングが可能となる。メッセージの浸透が目的となることが多いタイム(提供)番組の評価や、CMや番組などクリエイティブそのものの評価といった定量評価が難しいケースでも、数値に基づいた判斷が可能となる。同社が提供する「テレビ注視データ」は、「機械学習による顔認識」「リモコンログ」「音声マッチング」の3つの方式を組み合わせてデータを取得している。3つの方式を組み合わせることで、より信頼性の高いデータの取得を実現した。納品形式は、集計データ(Excel/CSV)、またはレポート(PDF)。調査サンプルは関東エリア約900人。データ提供期間は9月1日以降。

料金を含む詳しい条件は要問い合わせ。

クラウド型CM出稿分析サービス「SMART」