2021年09月30日 16:41

TYPICAは、オンラインプラットフォーム「TYPICA」のサービス提供範囲を、10月1日(国際コーヒーデー)より世界59カ国へと拡充した。本サービスでは、コーヒー生産者と自家焙煎コーヒー事業者(ロースター)が、麻袋一袋単位からコーヒー生豆をダイレクトトレードすることができる。
TYPICAはサービス開始より1年で、世界12カ国2000軒以上の生産者とロースターのネットワークを有するプラットフォームへと成長。また、2021年4月に先行ローンチした日本では、すでに800軒以上のロースターが登録利用中。TYPICAを通じて、生産者からロースターへ、直接、旬のコーヒーが日本全国に届けられている。
TYPICAでは、これまでコンテナ単位(18t)での取引が基本とされていたコーヒー生豆のダイレクトトレードを、麻袋一袋単位(60kg)から行えるようにした。そのことで誕生した、世界中のコーヒー生産者及びロースターのコミュニティにより、誰もが「100%ダイレクトトレード」できるコーヒー業界への進化と、その可能性を追求している。
同社が2025年までの目標として掲げているのは、「世界70カ国、5000軒以上の生産者とロースターネットワークをつくる」こと。世界中のコーヒー生産者とロースターコミュニティを活性化することで、コーヒー業界で活躍する人々をエンパワメントし、高品質なコーヒー生産のサスティナビリティを高める。それとともに、コーヒーを愛する全ての人々のコーヒー体験を飛躍的に高めることを目指す。