2021年09月27日 09:52

JALUXとノルウェー水産物審議会は、9月24日より、旬のノルウェー産新物サバを、「サバヌーヴォー(Saba Nouveau)」として、高鮮度の状態で北欧からJAL直行便にて空輸する。

日本でも広く知られている、フランスの新酒ワイン「ボジョレー・ヌーヴォー」。今回、旬のノルウェー産新物サバを、鮮度の高い「生」の状態で届けるにあたり、これを「サバヌーヴォー」と名付けた。20年以上にわたり現地でサバの買い付けを行ってきたJALUXの担当者が、栄養価の高い旬のノルウェー産サバの中でもさらに脂肪率約30%、重量500g以上のものを目利きする。

日本の食卓で人気の「サバ」。現在国内で食べられているサバの約半数はノルウェー産だ。ノルウェーでは、サステナビリティの観点から、サバの脂肪分が霜降り状に乗り栄養価が高くなる9月下旬から11月上旬に期間を限定して漁を行なっている。通常は、旬の時期に水揚げした高品質なサバを冷凍し、一年を通して船便等で日本に輸送している。今回、漁獲直後から0℃前後の状態を保ち、保冷梱包から輸送、通関に至るまで、ノルウェー現地と日本の各社が連携することによって、鮮度の高さを保って「生」のままの輸送が実現した。

冷凍されていない「生」のノルウェー産サバの輸入は、日本初の取り組みとなる。この時期しか味わえない「サバヌーヴォー」は、脂の乗りはもちろんのこと、肉厚でふわっとした今までにない食感だ。JAL国内線ファーストクラスの機内食で提供するほか、首都圏のスーパーマーケットなどで販売する。

JALUX / ノルウェー水産物審議会