2021年09月27日 08:50

propeller松下木工所とおてんと丸は、釘も接着剤も使用しない木製の生ゴミ処理容器「100%土に還る天草ヒノキのコンポスト」を9月25日(GLOBAL GOALS DAY)に発売する。

天草ヒノキの活用を推進する同社のSNSに、ある日、一通のメッセージが届いた。「資源を循環させるためのコンポストだから、コンポスト容器も循環する素材であってほしい。木で作ってもらえないか。」森林資源の循環や持続可能な暮らしのあり方を模索していた同社は、この考え方に共感し、すぐに開発に取り組んだ。そして、堆肥のスペシャリストに助言を受けたり、地元の製材所にB品の有効活用という観点から材料の相談をしながら、校倉造りや組手什の発想で、釘も接着剤も使用しない組み立て式の木製生ゴミ処理容器が完成した。生ゴミの堆肥化(資源化)という行いに加え、その容器にも目を向ける人へ、製造から廃棄までの環境負荷を低減するコンポスト容器として販売する。

商品特徴は、100%土に還る。材料は無垢の板と麻紐のみ。釘や接着剤も不使用。工具不要の簡単組み立て式で、輸送サイズもコンパクト。パーツのみでも販売し、劣化したパーツは取り替え可能。素材は、水はけがよく、特有の芳香と光沢を持つ日本固有の木・ヒノキだ。伐採を行う地元製材所と連携してB品(規格外品)を活用し、コストも低減する。

価格は1万6500円(税込、送料別)。

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