2021年09月15日 18:25

LINKは、同社が提供するオーダーメイドの介護サービス「イチロウ」において、要支援・要介護度を事前にチェックできる「要介護認定一次判定シミュレーター」を独自開発・無料提供を開始した。

「イチロウ」は、介護保険では受けられない在宅介護サービスを提供するサービス。現在の介護保険制度において、利用できるサービス内容や1回あたりのサービス利用時間に制限が設けられており、要介護者やその家族のニーズに柔軟に応えられていない。そんな時に、「イチロウ」では1回あたり2時間から、最短当日介護ヘルパーの派遣を依頼し、介護サービスを受けることができる。

「要介護認定一次判定シミュレーター」は、「要介護認定」の一次判定を事前にオンラインでチェックできるサービス。要介護認定を受けるためには、コンピューターによる一次判定、介護認定審査会による二次判定の結果を待つ必要があるが、認定調査から結果が出るまでに通常1カ月~2カ月程度の時間がかかる。「要介護認定一次判定シミュレーター」を利用すれば、要介護認定シミュレーションをわずか5分で実施することができる。

要介護認定の一次判定を行うシミュレーターは、すでにいくつかのサイトが存在している。主にケアマネージャーが使用することが多いが、UI・UXを意識したサイトではなく、入力した内容から特記事項をPDF出力をする機能はついていない。同社では、ケアマネージャーが日常的に使用するシミュレーターは、もっと使いやすい・見やすい便利であるべきと、今回の開発に至った。

要介護認定一次判定シミュレーター