2021年09月15日 16:03

創業22年目となった、洋服お直しサロン「SARTO」を運営するサルトは 、9月15日に講談社より「リフォームの魔法」を刊行する。同社では10年ほど前から、創業当初からの理念である「良いものを長く大切に使ってほしい」という想いを企業精神の中心に位置付け、「洋服を長く着るための洋服お直し」を最も強く提案するようになった。今では、新品のサイズ調整よりも、譲り受けた物をお直しする依頼の方が多い時もあるほど、ユーザーに認知されてきたという。

そこで、「受け継ぐことの素晴らしさ」や「洋服は受け継げる」ということをより多くの人に知って欲しいと、今回「リフォームの魔法」を出版することとなった。

書籍の中では、洋服お直しを4つにカテゴライズし、「洋服お直し」という言葉の中身を解説している。洋服お直しの本質や、存在する意味を追求し続けた中で整理された考え方や想いを紹介し、書籍の最後には、実際に動き出している世界に向けた目標も文字に残した。

洋服お直しは、「破けの補修」か「裾上げ」程度のイメージしかないのが現状。そんなイメージを少しでも変えたいという思いから、洋服お直しとリメイクの事例を多く掲載。自分でできるお直しやちょっとしたリメイクも「セルフリフォーム」として紹介している。ファッション業界や同業他社にも、洋服お直しを体系的に理解するヒントとなる内容となっている。定価1540円(税込)。