2021年09月14日 18:15

阪神電気鉄道は、NTTドコモと協業し、9月17日(対中日ドラゴンズ戦)から、阪神甲子園球場の一部座席(三ツ矢サイダーボックス)限定でフードデリバリーの実証実験を実施する。

当実験は、モバイルオーダーシステム、「EasyEat」を使用することで、注文から会計までの流れを利用者自身の座席で完結し、試合観戦を楽しみながらフードを受け取ることが可能となる。当実験を通じて、より快適に観戦できるようなサービスの検討を行っていく。

NTTドコモは、2020年1月20日から飲食店向けのモバイルオーダーシステム「EasyEat(イージーイート)」の提供を開始。外食産業においては、人手不足や、対面販売における感染症対策といった課題解決が急務となっている。それらの課題を解決すべく、モバイルオーダーシステム「イージーイート」は誕生した。

飲食店において、利用者のスマートフォンよりメニュー注文が可能。メニューは、海外からの利用者向けに英語対応しており、9月以降、韓国語と中国語(簡・繁)にも対応予定。(本実証実験では日本語対応のみとなる)。注文から会計まで店員を介さず座ったままで実施可能だ。

実証実験の実施期間は、9月17日~プロ野球レギュラーシーズン終了まで。対象店舗は、スーパードライ甲子園内野店。対象席種は三ツ矢サイダーボックス(内野1塁側、3塁側)。