2021年09月14日 16:34
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筑波大学発のスタートアップ「FullDepth(フルデプス)」は、自社開発の産業用水中ドローン「DiveUnti300」の拡張機能及び、DiveUnit300で作業が可能となるアタッチメントを発表した。

産業用水中ドローン「DiveUnit300」は、本体に搭載した7基のパワフルな推進器により、300mの深海まで潜行が可能。本体と船上の通信を行う3.7 mmの超極細光ケーブルは、潮流の抵抗を低減でき、水中における機動力と安定性を実現し140kgの加重まで耐えられる。

新機能であるホバリング機能は、水中において一定の位置に停止する機能。水中音響装置DVL(ドップラー対地速度計)を搭載し、高精度で自動的にホバリングが可能。ホバリング中は移動時も自機の位置を検出し続けることで、深海や河川で潮流があっても流されないように補正を行う。また、ボディピッチコントロールによりDiveUnit300の機体の角度を調整することが可能となり、水中点検での作業の効率化をはかれる。カメラの撮影範囲やマルチナロービームソナーの可動範囲拡大、また撮影対象物に合わせてLEDライトの照射角度の調整も可能。そのため、船底など角度のある対象物にもLEDライトの明るさで、より良い水中映像が撮影となった。

さらに、水中での多様な「作業」を可能にするアタッチメントは、ラインレーザー(対象物を測定)、グリッパー(水中対象物の回収・設置や水中生物の採捕等)、360度カメラなど。詳しくはこちら