2021年09月07日 16:07

地球や社会の課題解決に繋がるものづくりを行うペノンは、サステナブルなボールペン「PENON(ペノン)」を、9月7日より発売する。

日本国内向けのボールペン年間総出荷本数は約8億本あり、その多くが安価な使い捨てのもので、利便性と引き換えに大量のプラスチックごみを発生させている。同社では、これまで適切にリサイクルされずに廃棄されていた「ペン」に着目。温室効果ガス排出量の削減に貢献し、カーボンニュートラルを実現するプロダクトとして「PENON」を生み出した。

「PENON」本体の木軸には、伐採した量以上の植林が約束された「森林認証」を取得している、カリフォルニア産のインセンスシダーというヒノキ科の木材を使用。商品パッケージの素材にも森林認証紙を採用しており、プラスチックの包装材は一切使用していない。包装材は広げて組み立てるとペンスタンドになるユニークな仕掛けがあり、インテリアとしても楽しめるデザインにこだわった。

また「PENON」は、替芯の交換をしながら、長く使うことを前提にした商品。PENONの替芯パッケージは無料の返信用封筒になっており、使用済みの芯を入れてそのままポストに投函すれば、PENON側で回収をして適切にリサイクルされる。使い切った後の芯までメーカーが責任を持って回収・リサイクルを行うことは、日本の文具業界で初めての取り組み。詳しくはこちら