2021年09月07日 13:31

三菱総研DCSは、10月6日より、介護向けコミュニケーションロボットサービス「Link&Robo for ウェルネス」の提供を開始する。

昨今、高齢者の健康寿命延伸への取り組みと介護人材の確保の困難さは社会的な課題となっている。「Link&Robo for ウェルネス」は、コミュニケーションロボットを活用したレクリエーションの実施や高齢者とロボットの対話などのコミュニケーション記録の活用を通じて、これらの課題の解決に貢献することを目的としている。

集団レクリエーション支援としては、タブレットからスタートボタンをタップするだけで、介護職員にかわって、ロボットが体操やクイズなどのメニューを進行。介護職員は、新たなレクリエーションの企画や進行にかかる負担を軽減し、個別の声がけやケアなどへの時間のシフトが可能だ。個別レクリエーション支援としては、おしゃべりやスキンシップなど、ロボットとの1対1のコミュニケーションを楽しめる。高齢者の好きなテーマを選択して、ロボットがおしゃべりをリードしていく。

実施したレクリエーションの内容や参加者の記録は、タブレットから参照可能。ロボットとおしゃべりした内容は、文字として記録されるだけでなく、音声として再生することも可能だ。その他の特徴は、なめらかな全身運動ができるロボットの採用、タッチセンサーやAI技術を活用した親しみやすさの演出、導入のハードルを軽減する教育プログラムなど。

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