2021年08月30日 07:20

オイシックス・ラ・大地が運営する「Oisix」は、新型コロナウィルス感染症の急拡大の影響で小中高校の夏休み延長や臨時休校により、給食向けの牛乳の供給先に困っている酪農家を緊急支援する「牛乳支援コーナー」を8月28日より緊急開設した。定価の2割引で販売を促進する。

食品宅配サービス「Oisix」は、2000年に設立。「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜、合成保存料・合成着色料を使わない加工食品などの生鮮食品を取り扱うEC食品宅配サービスとなる。

新型コロナウィルス感染症の全国的な急拡大により、急きょ夏休みの延長やオンライン授業への切替、昼食時のリスク回避により時短授業などの影響が、学校給食を提供している事業者に広がっている。取引先である三重県四日市市の四日市酪農から地域の学校に給食用としていた50トンの出荷予定であった牛乳が突然余ってしまい困っているという声を受け、Oisixでは緊急販売を8月28日より開始する。

三重県鈴鹿山麓の5戸の酪農家が、遺伝子を組み替えていない飼料で育てた乳牛より搾乳した生乳のみを使用している。搾乳したての新鮮な生乳を牧場近くの工場でパックする「産地パック」は、しぼりたての生乳のようなフレッシュな味わいが特徴だ。

牛乳支援コーナー」の販売期間は5日間。8月28日~9月2日9時59分。販売価格は、鈴鹿山麓牛乳(1リットル)243円(税込)。※定価は305円(税込)。※定価の20%割引で販売。※定期会員限定