2021年08月16日 07:26

金沢市三池の「三池パン」が開業1周年を迎え、8月13日店舗内装を変更し、リニューアルオープンする。

JIPをブランド本部とする、「パティシエが作ったパン屋さん(パティシエパン)」は、郊外の住宅地で連日売り切れの焼き立て食パン専門店ブランド。「毎日でも、何度でも食べたくなる、朝を豊かにするパンとの出会い」を届ける。店内は、ナチュラルウッドに囲まれる自然を意識した空間に変わる。販売面積も大きくなり、今後はアイテム数も拡充する予定だ。

パティシエパンの焼成は全て、コンピューターで温度と湿度を管理されたスチームオーブンで行う。スチームをかけながら、ゆっくりとじっくりと「プリン」を製造するように焼き上げる、その特徴的なレシピと製法は偶然によって生まれた。ある朝、食パンを焼成する際に誤ってプリン用のボタンを押してしまったところ、出来上がったパンは、柔らかすぎて保形性が取れない、商品にはできる状態ではなかった。しかし、試食してみたところ、これまでに感じたことのない滑らかな食感に仕上がっていた。その後、レシピの研究を開始し、半年間の研究開発を経て、柔らかさを損なわず、しっとりと水分を含んだ生地(クラム)で、滑らかな薄い耳(クラスト)を持つ2種類の食パン「焼き食パン」「生食パン」が完成した。

三池パンは7時より営業。売切れ次第終了。定休日は水曜日・木曜日。「生食パン」600円(税込)。「焼き食パン」500円(税込)。「フレーバー食パン」600円(税込)から。