2021年08月13日 12:15

Pleasure Supportは、「障害者に光を当てたい」というコンセプトで、社会参画を目的とした手作りスイーツブランド「MUga-MUchu」を立ち上げる。

「1日だけ自分の子どもが先に逝ってほしい」という障がい児をもつ母親の言葉に衝撃を受け、同社は2007年から障害者支援をスタートした。14年間取り組みを続けてきたが、福祉事業所が企業から安定して仕事を取ってくることは難しく、自分たちで作ったお菓子を売ることもなかなか厳しい現状がある。「MUga-MUchu」プロジェクトでは、丸ごとメロンケーキを生んだ加藤幸樹さん(Atelier Katoオーナーパティシエ)と河野伸平さん(グローレベル代表)の監修により、洗練された味とデザインの商品を福祉事業所で製造する。

「MUga-MUchu」は大阪府住吉区の「オガリ作業所」にて製造を行っている。また加藤さんはレシピの提供や、オガリ作業所で製造に関する技術面の指導を実施。クオリティだけでなく、事業所の製造体制の強化についても試行錯誤を重ねている。「MUga-MUchu」で製造するのはブールドネージュと呼ばれるお菓子。ブールドネージュはフランス語で「雪の玉」という意味で、「作った人ももらった人も幸せになれる」という言い伝えがある。300箱の製造を目指し8月18日よりクラウドファンディングを実施する。

価格は1箱8個入り1100円(税込)。実施日時は8月18日12時~9月30日。

ブランドサイトはこちら(クラウドファンディング開始までの予約登録も可能)