2021年08月13日 12:15

メドピアは、クレディセゾンとの共同事業である、退院支援サービス「YoriSoi(ヨリソイ)」を10月から開始する。

同社が保有するヘルスケア領域におけるプラットフォーム構築ノウハウと、クレディセゾンがこれまでペイメント、ファイナンス事業で培ってきたノウハウ、ネットワークを相互活用することで、インターネットとリアルを融合した新たな事業を展開すべく5月に業務提携契約を締結。その後、共同事業に関する検討を重ねた結果、退院支援サービス「YoriSoi」を開始することになった。

「YoriSoi」は、病院が「患者・家族」や療養先である「介護施設・在宅医療サービス提供者等」との間で行っている退院調整業務をサポートするサービス。退院調整業務とは、退院後も様々な生活ニーズや課題を持つ患者や家族に対し、適切な療養先の選択支援等を行い、患者や家族に安心して退院してもらうためのもの。現在、その業務を担う病院は、患者の退院後の受入先を探すために、院内や他機関の関係者との連携・調整に、多くの時間と労力がかかっている。また、受入先となる事業者にとっても、スムーズな連携やマッチングが難しいという課題があった。

そこで、「YoriSoi」で提供する専用プラットフォーム上で、病院が退院予定の患者の情報を登録し、患者のニーズを可視化することで、受入先が「YoriSoi」上で受け入れを申し出ることができるようにした。これにより、病院が入力した患者の情報を起点に、患者と受入先の最適なマッチングを実現することが可能となる。

メドピア / クレディセゾン