2021年08月06日 18:11

10月29日神戸・新港突堤西地区に都市型アクアリウム「atoa(アトア)」が誕生する。atoaは、アートと生物展示が融合した新感覚の水族館。8月2日、報道各社向けた記者会見および内覧会が行われ、その全貌が明らかとなった。

施設名「átoa」は、Aquariumu(水族館) to(と) Art(アート)が掛け合わさった造語。その名のとおり、デジタルアートや舞台芸術を駆使したアート空間の中に約100種類3000点ものいきものたちが共存する。

átoaの館内は計8つものゾーンにわかれており各ゾーンのテーマに沿った展示と空間演出がなされている。入場口を入り来館者を待っているのが「CAVE-はじまりの洞窟」だ。鏡面加工を施された壁面と床面に魚群型の照明が乱反射し、万華鏡の洞窟を歩いているかのような錯覚に陥りながら奥へ奥へと入っていく。幻想的な洞窟を抜けると海中世界を体現した「MARIN NOTE-生命のゆらぎ」が広がる。

2階の展示の目玉のもう一つが「EREMENTS-精霊の森」だ。霧が立ち込める樹海の森、まるでおとぎ話の世界に入り込んだかのような世界で、淡水魚やアルダブラゾウガメなどの両生類、さらには水族館では珍しいウッドチャックなどの可愛いいきものたちとも出会うことができる。átoaではこうした従来の水族館施設では出会うことのないユニークないきものが展示されていることも大きな特徴だ。

átoaは、10月29日オープン。日時指定入場制の採用を予定。チケットの販売は入場日の1月前から行う。

詳細はこちら