2021年08月02日 15:32

CMストレージでは、全国地上波のテレビ局のCM枠をスマホで24時間買えるシステムを構築し、8月2日、ECサイトにてオープンした。

テレビCMと言えば大手企業の独壇場というイメージがあるが、CMストレージでは「1社1CMは当たり前」をキャッチフレーズに、テレビCMのスポンサーの裾野を広げ、1本からCM枠を簡単に買えるシステムを構築した。北海道から沖縄まで全国114社の地上波テレビ局のスポットCM枠を1本から販売。枠購入から完パケ制作、局考査を経て1カ月ほどでオンエアができる。

テレビCMは他の媒体広告に比べると、会社の内容を審査する「業態考査」とCM内容を精査する「素材考査」などのハードルが高い。CMストレージでは、多くの実績をもとに、粘り強い交渉とタイミングを計らいながら、テレビ局の考査を通していく。それでもテレビ局から断られた場合は、枠の代金は「全額返金」とする。また「CMサブスクプラン」松竹梅や、自分の故郷や思い入れのある地域にCMを流す「故郷に錦プラン」なども商品ラインナップに加える。

CMストレージの山口代表は、「いままでテレビCMは敷居が高いというイメージで、大企業や資本力のある1部の企業のものであるという不文律があった。しかし原点に返り、公共の電波を誰もが利用でき、社名周知や販売の即戦力として、小さなECショップでも試しながらテレビCMをながして、売り上げにつなげてほしい」と語っている。