AVILEN、ディジタルグロースアカデミア、NEC、日立アカデミー、Rejouiの5社は、「データサイエンティスト検定(TM)リテラシーレベル(DS検定™)」の、受験対策用テキストを共同開発する。

今、デジタル時代に対応した、データを利活用する人材や、データサイエンティストの育成が重要課題となっている。そのような中、データサイエンティスト協会は、今年9月、データサイエンティストに必要なスキルや知識を測る試験「DS検定™」を開始する。これを受け、AVILENら5社が今回共同開発するテキストは、DS検定™の試験範囲であるアシスタント・データサイエンティストレベル相当と、数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)におけるモデルカリキュラムとを統合した範囲に対応。

開発に参画する5社はデータサイエンティスト協会員であり、データサイエンス領域に精通するだけでなく育成事業をビジネス展開し、各社それぞれが知見を深めてきた。5社が共同開発することで、広範囲な試験範囲への網羅性、各社の専門性や得意領域を掛け合わせることが可能となる。

本テキストは8月下旬に開発を完了させ、5社それぞれが順次開催するDS検定™対策講座で活用。この取り組みを通じて、データサイエンティストの育成の加速に貢献することをめざす。今後は、開発したテキストを活用して5社それぞれが検定対策講座やセミナーなどを展開し、「データサイエンティスト検定™リテラシーレベル」の資格を有する人材の育成に貢献していく。