2021年07月29日 16:35

鯉口シャツをはじめとするお祭り衣装の製造、販売を手掛ける「江戸一」は、祭り装束から生まれた「手ぬぐい」を通じて、粋で豊かなライフスタイルを提案するスペシャルサイトをオープンした。

江戸一は昭和33年(1958年)、「江戸時代から続く伝統と粋を受け継ぎ、日本の祭りを粋な着こなしで楽しんでもらいたい」という想いから立ち上げられた会社。江戸一の手ぬぐいは、職人が一つひとつ手で染め上げた生地で、手触りはなめらか。洗うたびに使い心地が良くなり、風合いがどんどん増していくのが特徴。描かれた柄は、古典柄と呼ばれ、金運や家内安全・商売繁盛などの意味が込められている。

さらに、「江戸っ子・edocco」の商品の最大の特長は、本染め、裁断、縫製までをすべて、日本の職人が手作業で仕上げるオールハンドメイドであること。生地の選定から裁断・縫製に至るまで、機械の使用を最小限に留め、職人技を生かしながら心を込めてつくり上げているため、世界に一つしかない商品になる。

SDGsが注目されて久しいなか、環境に配慮したサステナブルな商品の元祖と言っても過言ではないのが手ぬぐい。これを、どのように取り入れたら、江戸の「粋」を感じながら、現代の暮らしを軽妙洒脱で豊かに変えていけるか。本サイトでは、そんな手ぬぐいの長年の歴史のなかから見つかる新たな視点や、手ぬぐいに関する素朴な質問、意外な活用例などを提案していく。