2021年07月28日 12:35

スタートラインは、1200名以上の障がい者支援から生まれた就労移行支援サービス「るりはり」の2拠点目となる「るりはり大宮」を、8月2日に開設する。

日本人の30人に1人が抱えていると言われる精神障がいだが、障がい福祉支援サービスを利用している人は全体の約5%に留まる。理由の1つとして、就職率0%の就労移行支援事業所は全体の3割と言われており、残念ながら障がい福祉サービスの利用に懐疑的な見方が多く存在している現状が挙げられる。また、精神障がい者の職場定着率は1年で50%を切るという結果で、ひとりひとりに合わせた適切な就労移行が行えていないことが最大の課題であると考える。

るりはりは、障がい者が「長く安定して働き続ける」ことを目的に、職業訓練や就活対策、就職先と働き方の提案から、就職後の定着サポートまで、就労移行に関する支援をワンストップで提供している。2009年の創業以来、200社以上の障がい者雇用を毎日現場で支援するスタートラインが培ってきた知見を活かし、これまでの枠に捉われない多様な就職先と働き方の実現と定着をサポートしている。

今回新たに開設する「るりはり大宮」は、より幅広い地域の就労支援への期待に応えたいという想いから開設を決定した。就職をゴールにするのではなく、働き続けられるよう適切な訓練プログラムを提供し、就職後も活躍できるようサポートしていく。

稼働開始日は8月2日。所在地は、埼玉県さいたま市大宮区大成町3-513 セブンビル2階。

スタートライン