2021年07月27日 16:20

障がい者自立推進機構と宮内庁御用達御用達漆器専門店「山田平安堂」は、障がい者が生み出すアートを忠実に再現し、オリジナルの「漆器」を制作した。

「山田平安堂」は、1919年、日本橋に創業。当時の東京には、実用的で無骨な漆器が多く「京漆器の魅力を東京で紹介したい」という想いから創業に至った。自社のオリジナル・デザインが中心だが、産地提案の品なども取り扱い、バラエティーに富んだ品揃えを目指している。

一方、パラリンアートは「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」を理念に、2007年から15年間、障がい者アート事業を行っている。民間で障がい者の社会参加と経済的自立を推進するために、彼らが生み出すアートを出口とし、年間200社以上の企業様とアート企画やアート活用を実施。企業にとっては自社のSDGs推進と自社ブランディング、プロモーションを実施することが出来る。

歴史ある漆器専門店と、アートを活用して15年前から障がい者の社会参加と経済的自立を推進するパラリンアートによるオリジナルコラボレーション。これにより、これまで漆器を嗜んで来た人だけでなく、広く日本伝統の技術が注がれた漆器を目にし、手に取る機会が増えると考えられる。また、障がい者が支援される存在ではなく、価値のある技術を提供し、ひとりのアーティストとして活躍できることを示す機会にもなる。詳しくはこちら