2021年07月21日 17:36

YOAKE(ヨアケ)は、7月20日より古家具や端材を回収し、新しい家具や雑貨へと甦らせる、リメイクサービスを新たにスタートする。

「リメイク家具」という選択肢が増えることは、廃棄物の削減やウッドショックに対する経済的な事情をカバーするだけでなく、思い出を目に見える形で残すという、ユーザーにとって価値を持つ可能性がある。しかし「修理」とは異なり、家具や端材の一部分を活かしながら、足りない部分を新たにデザイン・製作して付け加える過程が生じる「リメイク」。その特殊性ゆえ、高い技術力と、素材を活かす発想力が求められる。

YOAKEは、福岡県久留米市蛍川町でスタートした家具工房。日本の伝統技術を施すことで構造的に長く使える耐久性を持ちながら、代表・添田晨さんから生み出されるオリジナルのデザインは、「どこか懐かしさを持ちながらも新しい」と言われる。YOAKEは常に幅広い木材を扱っており、多種多様な木の特性を知り尽くしていることからも、リメイクは非常に得意とするところ。希望する用途・サイズ・イメージ・予算などを綿密にヒアリングし、それをもとに代表の添田さんがデザインを描く。

依頼される家具もリメイク内容もすべて異なるため、一点一点やりとりを重ねながら図面を完成させていく。すでにある部材を活かしながら、依頼者の意向も汲みつついかに美しく機能的に仕上げるかは、添田さんのセンスの見せ所でもある。同社では、家具のリメイク事例を「リメイク」ページで紹介。詳しくはこちら