2021年07月19日 14:07

ニューステクノロジーとS.RIDEは、国内初の車窓モビリティサイネージサービス「THE TOKYO MOBILITY GALLERY Canvas」において、「デジタルサイネージアワード2021」優秀賞を受賞した。

「Canvas」は「東京に新たなギャラリーを」をコンセプトに、都内を走行するタクシー車両の空車時間を活用して、タクシーの後方のサイドガラスに広告を映し出す車窓モビリティサイネージサービス。サイドガラスには、AGCが独自開発したガラス製透明スクリーン「グラシーン」を搭載している。映像を投影していない時は透明な窓ガラスだが、投影時はクリアな広告を映し出すことができる。車窓モビリティサイネージサービスにおいて「グラシーン」の導入は日本初となる。5月31日よりJPN TAXI 100台で運用を開始。その後段階的に対象車両を増加し、S.RIDEの株主タクシー会社が保有するJPN TAXI全てに搭載していく予定だ。

デジタルサイネージアワードは、デジタルサイネージコンソーシアムが主催し、公募したデジタルサイネージ作品の中から優秀な作品を選出・表彰することでデジタルサイネージ市場をさらに活性化していくことを目指すもの。「Canvas」の優秀賞受賞にあたり、審査会は「これまで多くの企業がチャレンジしてきたタクシー車窓のメディア化を日本で初めて実現したこと、またデジタルサイネージと車の連携におけるビジネスの将来性や可能性を評価した結果、受賞に至った」とコメントした。

アワード受賞者サイト