2021年07月15日 16:54

crossDs japan (クロスディーズジャパン)は、ノンレザー素材のオリジナルシューズブランド「JELLY BEANS」を展開するアマガサとの、資本業務提携を決定した。

crossDs japanは、独自に開発した3D測定及び3Dプリント等の IT、モノづくり技術を活用したオーダーシューズの企画、製造販売を行っている DX ベンチャー企業。パンプス「AYAME」(あやめ)、紐靴「菖蒲」(しょうぶ)ブランドにて販売活動を展開している。従来は同社店舗で顧客の3D 計測が必要だったが、iPad に3D センサーを搭載して、顧客自身で足の正確な計測が行える独自のシステム開発に成功。これにより、店舗外や顧客自宅など場所を限定せずに必要な計測ができ、場所に縛られない展開が可能になった。

一方アマガサでは、靴事業の特性からサイズ、色の面で過剰生産・在庫の解消が経営課題の一つとなっていた。そこで、crossDs japanとの資本業務提携を締結することにより、同社が遠隔での3D測定技術を提供、過剰生産解消の道筋ができた。アマガサの独自のオーダーシューズブランド「Shuui」を立ち上げることで、中長期的な同社の方向性を決定づけるとの判断により、この度の資本業務提携が決定した。

具体的には、3D計測・木型の3Dプリント技術によって制作されるユーザーの足にあわせた専用の木型を、アマガサに提供。その木型を使い、アマガサにてオリジナルデザインのオーダーシューズを製作し、ユーザーに届けることとなる。