2021年07月14日 17:01
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防災テックベンチャーのSpectee(スペクティ)は、島根県出雲市で7月12日に発生した河川の氾濫による周辺地域の浸水状況について、AIでリアルタイムに解析し地図上にシミュレーションを行った。

スペクティでは、河川の氾濫直後に、ほぼリアルタイムに浸水範囲と浸水深を推定し、2D及び3Dのマップ上に再現する技術を開発中している。7月12日に発生した島根県出雲市を流れる稗原川で発生した氾濫は、出雲市内の各地で浸水・冠水による被害をもたらした。そこで同社では、現在開発を進めているAIによるリアルタイム浸水推定技術を用いて、SNSに投稿された画像をもとに、浸水の推定範囲及び深さ解析し、2D及び3Dの地図上にシミュレーションした。

AIを用いて、SNSに投稿された画像や河川カメラ・道路カメラの映像から浸水した場所や深さを自動的に割り出し、降水量、地形データ等と組み合わせて統合的に解析。それによって、氾濫発生から10分以内に浸水範囲と各地の浸水深を地図上に表示する技術の開発を進める。また、被害が進行した場合の予測値や予想最大被害範囲など、浸水による被害を多角的に可視化することを目指している。

現在、本技術を通じて得られる各地点における詳細な緯度経度情報や浸水深(推定値)などのデータを提供。学術研究や企業の実証実験等で使用できる。詳しくはこちら