2021年06月21日 10:16

Voicyは、「Voicetech(ボイステック)」の名称が、特許庁より登録商標として正式に認可されたこと、およびこの名称を同社以外の企業やメディア、個人等が自由に使用してよいことを発表した。

同社は、テクノロジー分野の新たなカテゴリとして「ボイステック」を啓蒙していくべく、2020年に商標取得した。2021年、日本でも音声市場が拡大し、様々なメディアから「ボイステック」の利用に関する問い合わせを受けるようになった。これをきっかけに、「ボイステック」が広く一般に利用され、音声業界がさらに発展していくことを期待し、競合他社も含めて当該商標権の使用を広く開放する趣旨を明文化することとした。

当該商標権の使用許諾の目的は、「ボイステック」の日本国内における発展と普及の促進。当該商標権の使用方法は、登録商標文(「ボイステックは株式会社Voicyの登録商標です」)を記載する。当該商標権の使用条件は、「ボイステック」の信用を毀損する態様、および商標権者の名誉・声望を害する態様では使用しないこと。

6月19日には、同社代表・緒方憲太郎さんが初の著書「ボイステック革命」を日本経済新聞出版社より出版した。この書籍を通して、ボイステックに興味を持つ人を増やし、ボイステックを日本で一層盛り上げていきたいと考えている。書籍内では、同社の事業とサービスで得られた知見も合わせて、ボイステックの最新事例や、海外と日本の市況の違い、ボイステックによって世界はどうなっていくのかなど、「ボイステックの現在地と未来」が、緒方さんの解説と共にまとめられている。

Voicy