2021年06月11日 17:10

研恒社は、文房具ブランド「kaku souvenir(カク スーベニア)」の新商品で、四季をモチーフとした一筆箋「mutsugami(ムツガミ)」を、6月11日に新発売する。

新製品mutsugamiは、研恒社が展開している文房具事業「kaku souvenir」から生まれた製品で、「73色の風景を包んだノート」「書きごこちを92回楽しむメモ」「4つの糸でおりこんだノート」に続く、第四弾目の製品。テレワーク需要の高まりに比例し増えるおうち時間や手紙文化を背景に、一言手書きで添えることができる一筆箋を新製品として展開した。

mutsugamiは、日本の四季を6種類の用紙で表現。カラーバリエーションは、春の春眠(しゅんみん)・夏の薫風(くんぷう)・秋の桐一葉(きりひとは)・冬の霜柱(しもばしら)の4つを展開。1000種類以上の用紙から、筆記における実用性のバランスと季節に合った視覚的な美しさを考慮し、選定した。

mutsugamiの特長の一つとして、その製本方法があげられる。基本設計は用紙が一枚一枚はがれる天ノリ加工。また各季節をモチーフにした6種の用紙の美しさが一目で分かるよう、各用紙の層が段々に製本されており、この特徴ある製本は、職人が一冊一冊丁寧に手づくりした。自社ECサイトやSNSを通じて、罫線の幅の好みはユーザー毎に多様性があることがわかったので、用紙は罫線印刷なしの無地。筆記のガイドとして7mmと10mmの横罫を印刷した下敷きを同梱する。価格660円(税込)。